目を凝らしてみれば

夏も冷やしではなく熱々トンコツ希望の春口です。

午前中の仕事帰りに入ったラーメン屋さんで、隣の席の学生風男子二人がパリオリンピックの話題で盛り上がっていました。卓球の早田選手が銅メダルを取った瞬間の話。僕もライブで見ていましたが、ちょっとうるっと…

嬉し涙があれば悔し涙もあって、またメダルを逃したことに涙する人がいれば、1回戦敗退だけど晴れやかに去っていく人も。同じ敗退でもリアクションは様々、幸せの基準は人それぞれですね。

オリンピックは世界的な祭典だけど、世界中にはそれどころではないという生活を送っている人も沢山いるでしょう。そう考えると、とりあえず我が家でビールを飲みながらオリンピックを楽しむ……それだけで十分に幸せなのかも。

自分にとっては当たり前でも、人によってはそうでないことも。
目を凝らしてみれば、小さな幸せたちが暮らしのあちこちに居るのかもしれません。

それが見えるかは自分次第。
この替え玉だって小さな幸せや!

なんてことを、一心不乱に麺をすする坊主頭のおじさんが考えてるなんて、ラーメン屋のおばさんは知る由もない。