一昨日は香椎にてリノベーション見学会でした。合間にこのブログをちょこちょこと…
それにしても便利な世の中になったものです。
携帯の電波が入れば(PC繋いで)どこでも仕事ができる。仕事を連れて外出する感覚。時間を有効活用できるし、よりはかどる場所を選ぶことも。
僕一人体制の会社なので、誰にも気兼ねすることなく、自由に仕事をしています。良いと思ったことはすぐに試し、疑問に感じたことはあっさりとやめる。そんなことを繰り返しているうちに、気がつけば、働き方や仕事内容がここ数年でだいぶアップデートされました。
今や弊社は、これ以上小さくなれないほど小さな会社のくせに、不動産と建築のよろず相談所として幅広く活動している、我ながら図々しい会社です(笑)。でも、密かに本質的なスタイルだと思っていて…
通常は賃貸や売買、住宅や商業、木造やRC、リノベや新築など、各企業には専門分野がありそのためにスタッフを揃えています。だから安心して仕事を依頼できるのですが、逆に言うと、特定の分野しか仕事にならないため、自分(会社)都合のプレゼンになってしまうこともあるかと。
例えば、使わなくなった古い戸建てをどうするか検討中のお客様の場合、「売却」や「リノベして賃貸」「建て替えて賃貸」など、いくつか選択肢がありますが、不動産会社であれば仲介(売却)したいでしょうし、建築会社だったらリノベや建て替えをしたいでしょう。
また、一口にリノベーションと言っても、各社得意とする企画やテイスト、使いたいメーカー、ターゲットとする価格帯などがあると思います。
ところが弊社はお客様の要望や個性に合わせて外部の信頼できる方(個人や企業)とチームを組むのでサービスに垣根がありません。不動産と建築が交わるところで活動すること20年以上。それなりにネットワークができ、引き出しも増えました。
今回の香椎のリノベーションは大小様々な現場で10数年来ご一緒している工務店さんにお願いしました。これから美野島で始まるプロジェクトには(以前弊社で一緒に仕事をしていた)ミッドセンチュリーオタクのK氏に依頼。逆に、賃貸のことで僕に声をかけてくれたのはこちらも元弊社のデザイン番長、I氏。センスやスキル、人間性がよく分かっているので話が早いし安心安全。
別に目指して今のようなスタイルになったわけではないけど、小さいっていいかも、なんて最近思ってます。自由度が高いし経費がかからない分、大切なことに時間をかけられる…
そういえば、もともと小さな車や自転車に惹かれる男でした。
というわけで、小さいことは良いことだ!